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子供に教える先生と、大人に教える先生の違い

ブログはWasabiイングリッシュの事務/受付を担当している講師の日本人妻が作成しています。

子どもに教える先生と、大人に教える先生の違い


子どもと大人、教えるが難しいのは、実は『子ども』

『子どもに教える先生』と『大人に教える先生』について、意外と知られていない(気づかれない)ことについてお話しします。
(※子ども向けの教室の中には、講師の募集に『英検2級以上』『英語が好きな人』等を条件にされているところもありますが、ここでは先生の言語能力についてではなく、『資質』についてお話しさせていただきます。言語の能力はネイティヴレベルの先生達を例に、話を進めていきます。)
一般的に英語講師には、『大人と子ども両方教えられる先生』と『○○〇だけを教える先生』がいます。〇〇とは大人、子ども、どちらだと思いますか?
正解は『大人』です。実は講師の間では『難しいのは子どもの方』で、大人には教えるけれど子どもには教えられないという人が大勢います。

その理由についてお話ししましょう。

 

子どもと大人の決定的な違い

なぜ大人よりも子どもに教えるほうが難しいのでしょう?子どものレッスンと言えばABCや簡単な単語。大人の文法を教えるよりも楽そうなのに、と感じる方もいらっしゃるかもしれません。ところが、講師に相応の言語能力があれば、単語なら楽、文法は難しいということはありません。
子どもと大人の違いが教え方の違い、と言っても間違いではありませんが、レッスンを受ける『姿勢』について、大人と子どもの決定的な違いがあります。それは『誰が決めたのか』。大人は自分の意志や必要性に迫られて始める方が多く、教室選びも自分でされると思います。一方の子どもの方は中学年以上なら自分で決めたお子さんも多いかもしれませんが、幼児から低学年くらいまでは親御さんの希望で始めるケース、親御さんがお子さんに興味を持たせて始められたケースが多いと思います。大人の場合は自分でお金を支払っていますが、子どもが自分でお金を払うことはありません。そのため大人はほとんどがはじめから主体的に学ぼうとしますが、多くの子どもはまず受動的です。さらに大人より集中力の持続時間が短い子どもに、40分~60分間集中させ、主体的に取り組ませるためにはかなりの工夫が必要になります。

 

生徒が子どもの場合は『興味をひかせないといけない』

大人なら目的のためにつまらないことも我慢してできますが、子どもは大人ほど忍耐強くもなく、つまらないことを続けることはとても難しいはずです。ましてつまらないことに『やる気を出す』『頑張らせる』なんてことは至難の業でしょう。反面、興味がわけばどんどん打ち込むし、覚えも早いのが子ども。そうしたことから子どものレッスンに『興味をひかせる』ことは必要不可欠です。
また、年齢が小さいうちは説明の間に喋ってしまったり音をたてたりすることもあるので、忍耐強く指導しなければいけませんし、子どもは精神的に大人ほど強くないところがあるので、上手く表現できない時など気持ちを読み取ってあげないといけない時もあります。そうした『扱いの上手さ』も必要です。
 

子どもに教えるためには+αの資質が必要

子どもに教えるためには先生としての(わかりやすい指導や専門性な知識)資質に加え、興味をひかせられることや、扱いの上手さといった資質が必要なことをお伝えしました。一般的には子どもが教えられる先生は大人も問題なく教えることが出来ますが、大人向けの先生が子どもに教えられるかどうかは全く別問題です。お子さんの先生選びにはぜひこうした資質にも注目していただけたらと思います。

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